特別養護老人ホーム 本郷希望の丘で元社員さんにお話を聞きました。

特別養護老人ホーム 本郷希望の丘で元社員さんにお話を聞きました。

事業内容を教えてください。

特別養護老人ホームとして、入居されているご利用者様へ介護を提供している事業所です。大きな社会福祉法人が持つ複数の福祉施設の中で、入居者様全員に個室を用意している新しい建物の老人ホームです。そこで介護職員がベッドと車椅子間の移乗、食事、排泄、入浴、就寝に必要な介護の提供と、入居されているご利用者様へ会いに来るお客様への対応をしています。介護職員が介護を提供すると同時に、看護職員による医療も提供されています。

社長から従業員の方によく伝えている理念や想いはございますか?

アルバイトを事実上の試用期間として二カ月、三カ月目からは正社員として勤めましたが、運営母体である社会福祉法人の理事長や、老人ホームの施設長からの理念、想いを受けとった記憶はありません。おそらくは正社員雇用を受ける際に辞令交付式があって、その中の挨拶で理念や想いを語っていたのではないかと思いますが、内容は全く覚えていません。また、職員の出入り口に施設長からのメッセージが書いてあるポスターがありましたが、内容はよく覚えていません。

従業員の方は実際に体現されていますか?

特別養護老人ホームの務めである「要介護者に必要な介護の提供」を実施するために、職員は日々謀殺されていました。その日その日の利用者様の体調や気分に合わせた対応を求められていて、本来はあるはずの理事長、施設長のメッセージは目に入りませんでした。なので、最低限の「特別養護老人ホーム」の役割は果たせていますが、それ以上のメッセージなどは体現することはなかなか難しく、そもそもメッセージの存在を知らない従業員もいました。

社員のモチベーションを高めるために行っていることはありますか。

正規雇用へ移る時に理事長の方から、私が勤務している特別養護老人ホームまでお越しいただいて、なぜ介護職は必要なのか、なぜ特別養護老人ホームは必要なのか、介護とは何か等について、直接話をさせてもらう場を設けてもらいました。当時の私なりに「人としての最期を迎えさせてあげるため」という答えを伝えると「ぜひ、ご利用者様が最期まで人として大切にされていた思い出を作るために、ここで働いてほしい」という熱意をもらいました。

職場の雰囲気など教えてください。

次から次へとやるべきことが、その日その日のご利用者様の体調や要望によって変わって迫ってくるため、非常に機転を効かしたり注意を払う必要がありました。そのため、非常にバタバタと慌ただしく、安全を確保しながら必要な介護サービスを提供することで精いっぱいで、昼の1時間の休憩以外では、休む暇がありません。また、時間内に排泄の介助を終わらせるために、さっきまで夕食を食べていた共同スペースを、排せつ物が入っているカートが通ることは日常でした。

これから会社が求める人材とは?

粘り強く先輩の手つきや、職務の優先順位の考え方を学ぶと同時に、日常化している変なことを問題として捉えることができる職員が必要になります。まず、見学に来ていただくご利用者様やそのご家族様に対しては、食事の風景しか見せません。なぜなら、まず入浴はご利用者様が裸になっているところなので、そこを見せるわけにはいかないです。そして一番大きな理由は、食事以外の風景では、食事をしていた場所を、排せつ物を積んだカートが通るところを見せてしまって、嫌悪感を抱いてほしくないからです。施設側もそ知らぬふりして、実は分かっている問題に取り組める職員が必要でしょう。

今後のビジョンを教えてください。

2025年には、団塊の世代が後期高齢者になり、高齢者向けの医療や介護サービスの需要は高まります。ですが、2030年を過ぎればピークは過ぎ去り、介護施設の定員割れが起きる可能性があります。20人が入居できる施設に15人しか入居していなかったらほぼ赤字です。そのため、ただ「2025年問題」と言われている時代を過ぎたら、どのように介護福祉施設を利用するのかを策定する必要があります。そして、残った介護施設の空き部屋を次のビジネスに活かすビジョンが必要となるでしょう。

自動車販売代理店での従業員インタビューまとめ

2025年問題やこれからの介護問題に対して、介護業界は需要は増えていくものの、ピークがありかつ人材不足がさけばれてる業界で、
貴重な現場目線からのお話を聞かせて頂きました。ありがとうございました。